ラプラスの魔

      2016/05/23


著者:山本 弘
角川文庫
ISBN4-04-460101-1


STORY

1924年、アメリカの田舎町ニューカムで事件が起こった。幽霊屋敷と呼ばれる町外れの空家で二人の少年がバラバラ死体で発見され、少女が行方不明になったのだ。
事件の謎を追う女性記者モーガン、私立探偵アレックス、神秘学研究家ブラックウッド、科学者ビンセント、霊媒ジョアンナ、そして日本の超能力者 草壁健一郎を待ちうけていたのは、18世紀の数学者ラプラスが支配するもう一つの世界だった。


この作品はコンピュータRPG『ラプラスの魔』のノベライゼーションである。作品中にはラヴクラフトによる『ピックマンのモデル』との絡みもあり、ラヴクラフト・ファンは思わずニヤリとさせられる。
また、この作品を原作とした同名の漫画(COMP COMICS、作:MEIMU)もある。

 - 日本のCthulhu神話