妖神グルメ

   

[小説]
[作者]  菊地秀行
[執筆年] 1984年

STORY

妖神クトゥルーは、限りなく飢えていた。

「このままでは、星辰の位置が定まっても、復活は危ぶまれる。」
来るべき復活の時を目前として、クトゥルーに仕える下僕たちは焦った。そして彼らが目をつけたのは、若き天才料理人、内原富手夫の作り出すイカモノ料理だった。

クトゥルーの復活と、世界の運命はどうなるのか?


そもそも、邪神クトゥルーが空腹で動けなくなるということ自体、ぶっとんだアイディアなのだが、作品中では、そのアイディアが見事に生かされている。
また、物語の中には、アーミティッジ博士やマーシュ、アルハズレッドといった、クトゥルー神話ファンにはおなじみの人物が次々と出てくる。
ダゴン対原子力空母のシーンや、クトゥルー、ヨグ=ソトト、CIAの三つ巴の戦いが面白く読める。

菊地 秀行氏の書いた、クトゥルー神話作品は、他に「YIG」などがある

 - Cthulhu神話辞典, 作品