ウェイトリイ, ウィルバー
Wilbur Whateley
[人名]
1913年2月2日(日)午前5時、ダンウィッチで、ラヴィニア・ウェイトリイが産んだ双子の片割れ。
幼少の頃から知能、体格の両面で異常な発達を見せる。7ヶ月で歩き始め、11ヶ月目に喋り始めた。
髪と目は黒く、浅黒い肌をしていて、貧弱な顎が山羊を思わせる風貌をしていた。
祖父に様々な知識や呪文を教え込まれ、邪神を復活させるべく画策していた。しかし、1928年8月3日の夜明け前、ネクロノミコンを盗みだそうと忍び込んだミスカトニック大学の図書館で、番犬に噛み殺され、半人半獣の正体を現す。死体はその後、白っぽい、ねばねばした固まりに変化してしまった。
[参考作品]
ダンウィッチの怪